しかし、それは止められた。
 俺の蹴りを止められるヤツなんて、そう居ない。
 名前を挙げて、サザと鎖織。そして-----
「茶紀!」
「うん、そうだよ」
 あっさり返事をする。すらっとした高身長。癖の無い長めのショートカット、人の良さを装った丸メガネに底を見せないその笑みは、紛れも無く茶紀だった。
「何で此処に!」
 と、俺は一番言っても仕様も無い事を言ってしまった。自分の心がどれだけ乱されてるか、解る。あああ、せっかくあのヤローぼっこぼこにする所だったのに!強いて言うなら程よく焼けた焼肉を横からかっ攫われた気分だ!!
「うん、それはね-----」
「あ、貴方、いつから居らしたの?」
 寺小路母がどうにか口のきける状態になったようだ。まぁ、普通一瞬前に居なかったヤツが、一瞬後に唐突に現れてたら、度肝抜かれるよな。
「いつから?そうだね、そこのロングコートの人が、朔良君のポケットから宝石が出たように偽る為に手の中にブローチを仕込んで手を伸ばして、それを朔良君に締め上げられて掌からブローチを落とした所かな」
 つまり、要所の一部始終を見てたって事か。まぁ、その前にすでに居た可能性は、大いにあるな。
「そ、それは……身内の事です。あなたが出てくる事柄ではありません」
「あぁ、そういう事になったんだっけね。お構いなく。私のは別件だから」
 必死で取り繕うとしている寺小路母をすり抜け、茶紀はモデル並の綺麗な歩き方をし、芳樹達の前までやって来た。その手には、自分の店のロゴが入った紙袋を持っている。
「どうも初めまして。君が芳樹君だよね」
「た、助けてくれ!殺される!」
 芳樹は茶紀に縋りついた。必死にしがみ付く芳樹を、茶紀は軽〜く、ベリっと引き剥がした。
「まぁ、それについては、自業自得、って言葉を思い描いていなよ。
 それより、君にあげたい物があるんだ。誕生日はいつだい?近ければ、それに当ててもいいよ」
「あげたい物……?何だ?」
「見れば解るよ。手を出して、出来れば両方」
 芳樹は言われた通りにする。その手の上で、紙袋をひっくり返し、中身を掌に落とした。
 出たのは大きさも形も様々で(一応、全部小型と呼べる物だが)、解る事と言えば、それが機械だ、という事だ。
 まさか、あれって………
「………っわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!」
 目が見開かれ、十字架を見せられた吸血鬼みたいにそれを見て、芳樹が戦く。その衝撃の大きさは、リアクションが遅れた事から窺える。
「なっ、なっ、なっ、なっ、な…………!!」
 そして、壊れたテープレコーダーみたいに、それだけを繰り返した。その目は恐怖というより、絶望に染まっている。さっき、俺に殺されかけた以上の戦慄だ。
「茶紀さん、何なんですか、これは!?」
 寺小路が婚約者を気遣うように、茶紀に詰め寄った。
「ちょっと見ただけじゃ解らないだろうけどね、これ、全部盗聴器や小型カメラなんだ。
 君が前、自分が言った覚えの無い事を知ってるみたいだ、と言っただろ。それのタネって所かな。
 これだけ小さいと、実に色んな所に隠せるものさ。これなんか、ヌイグルミの目の部分にあったんだよ」
 茶紀が袋の中からひとつ摘み、朗らかに言った。
「……こんなにあったのか」
 下に散らばったのを見て、俺が呟いた。すっかり思考の片隅に追いやってしまったけど、俺は寺小路の相談聞いて、盗聴器でも仕掛けられてんじゃ、って思ったんだったな。
「それは多分認識が違うね、朔良君」
「? どういう意味だ?」
「つまりね、そこの芳樹君の動向が気になる恋人は、そこにいる政美君だけじゃないって事さ。いや、政美君は婚約者だから、違うかな。恋人じゃないよね」
 さらっととんでもない爆弾発言を落としてくれた。寺小路は芳樹を見た。が、芳樹は呆然としたような目で、床を見ているだけだ。
「なんだ、やっぱり浮気してたのか」
 サザが言う。予想が当たったな。
「いや、紗々深君、それもちょっと間違いだ。彼はちゃんと、本命とその他大勢の区別はしてるのさ。何せ、政美君だけは映像を売って無かったからね」
 映像を……売った?
「ちょっと私の話でも聞いて貰おうか。面白い偶然の話だよ」
 次々と投下される核並の威力を持った爆弾発言を落とし、それに追いつけない周囲を気にするでもなく、茶紀は語り始めた。
「事の起こりは半年前、せこい下着泥棒を捕まえたところからさ。女子高校生の下着を盗んでいるところの現行犯で、他にも盗んではいないかと当然家宅捜査に入る訳だ。
 そこには盗んだ下着の他に、年齢制限の掛かった漫画や、明らかに違法で作ったような裏DVDもまた大量にあった。押収すれば当然中を確かめる。主に彼が集めた居たのはやっぱり女子高校生物が多かったね。
 さて、ラベルも何も無いいかにも胡散臭いその裏DVDの内容と言えば、別に無修正とかではなく、ただ淡々ととある女子高校生の生活を密着したものだった。それで興奮してたというんだから、人間ってのは解らないね。ま、着替えシーンはあったけど。
 そして、その制服を見る分には、どうやらその撮られてる子は、この聖・紫苑学園の子みたいだ、って事になった」
 息を飲む音が、誰とも無く、聴こえた。
「とは言え、制服ってのは作れるものだしね。天下のお嬢様学校、紫苑学園の看板だけを借りた偽者かもしれない、という事でまだ皆は本気で取り合っては居なかった。
 でもね、偶然というのはあるものさ。その盗撮されてる子の家に、空き巣が入ったとかで調べに入ったっていう刑事さんがそれを見ていたのさ。映像は基本的に、その子の私室を中心に移し、時折居間や脱衣所等に場面が切り替わる、というようなものだった。そうやって見える映像全てが、何もかもその家と同じだ、と彼は言うんだよ。間取りどころか、置かれている家具や調度品の何もかもがね。そうなると、これは本当に盗撮されてる可能性が出て来た。
 が、いきなりストレートにこれを見せ付けても、相手の心に傷が出来るだけだし、場合によっては世間体を気にして被害者側が事件をもみ消そうとするかもしれない。
 今みたいにね」
 茶紀が一瞬、俺を見たような気がした。
「私には警察にちょっと普通の人より親密な関係にあって、協力を求められたんだ。向こうは私が宅配業の茶葉やという立場を見込んで依頼したし、勿論私もそのつもりだった。まず、その子の家に、どこぞの会社の贈り物だ、と言って、もちろん嘘だけど、あがりこんだ。コックさんのデリバリーサービスがあるの、知ってるかい?その場にコックが赴き、その場で調理してくれるんだ。それにヒントを得て、私はサービスで茶を淹れてあげたんだ。何か同じ物を食べたり飲んだりすると、人ってのは結構簡単に打ち解けてくれるからね。
 私が聞きたいのは、勿論盗撮機具を取り付けた人を聞きだす為さ。DVDの映像を逆算すれば、カメラの位置は掴めるからね。その家の場合は置時計で、針の中心に仕掛けられていたんだ。
 で、それの贈り主というのが芳樹君だった訳だ」
 寺小路が、徐々に芳樹から距離を取っていく。
「その後は、脇を固めたね。他のDVDに出ていた子に接触して、同じようにカメラの仕込まれている物の出所を教えてもらう。全部、芳樹君だった。
 大学院や会社の方にも言って、それとなく聞くと、皆、芳樹君をとても真面目だって、褒めていたよ。本当は部品を外部に持ち出すのはあまりよくないんだけど、自宅でもじっくり研究したいから、とちょくちょく部品を持って帰くのを大目に見ていたって。これで機械の出所は掴めた訳だ。
 そして本日、彼の家を少々強引に探った所、未編集の映像データがあったって事で私が本人の所に来たのさ」
「芳樹さん……!!!」
 憤懣とか嫌悪とか、そんな感情を色々混ぜた顔を、芳樹へと向ける。今まで見なかった顔だ。そして、そんな表情を覚えた事で、あいつはまた一歩母親に近づいたな。その時の顔はとてもよく似ていた。
「い、いや……違う!これは何かの間違いなんだ!」
「嫌!来ないで!」
 寺小路は、思いっきり拒絶した。伸ばした手を振り払う為に触ってしまうのも嫌だ、と言わんばかりに急ぎ足で後ろに下がった。
「そう嫌うものではないよ、政美君。さっきも言った通り、彼はちゃんと君の事は特別扱いしていたよ。その証拠に、君所だけはカメラは無かった」
 多分、そういう問題じゃないと思う(心臓をナイフで切ったか銃で撃ったかの違いくらいだ)。
「それに相手も君との関係が崩れないよう、細心の注意を払っていたよ。
 相手に選ぶのは、卒業間近の生徒ばかりで、紫苑学園のブランドがありながら付き合ってる最中に君と学園内で顔を合わないような人達ばっかりだったのさ」
「卒業間近………!手伝いに来た時に、そんな事してたのね!」
「政美君は勘がいいね」
 茶紀はにっこり言っていた。
「さて、寺小路夫人?この事も、内部の事として、身内でもみ消すかい?」
「……とんでもない。警察で、徹底的に調べ上げてください」
 険しく、強張った顔で言う。
「快い返事でうれしいね。これだけの人数を捕まえるとなると、ちょっとパトカーが足りないからね」
 その言葉に、寺小路母はぎょっとした。茶紀としては最初から、この事件を無かった事にさせるつもりなんて、さらさら無かったんだ。むしろそれを邪魔するようなヤツは、容赦なく引っ立てるつもりで。わざわざ聞く所に、茶紀の底意地の悪さが見れる。
 茶紀は、講堂の大時計をちらっと見た。
「そろそろパトカーが来る頃かな。私はちょっと、一足早く来させて貰ったんだ」
 そのセリフからそんなに経つ事なく、パトカーの耳によく付くあの音が複数聴こえてきた。
 芳樹は自分で作った機械の中、まだ埋もれるように項垂れ、座り込んでいた。


 パトカーに惨めに運ばれていく芳樹を、俺は何の感情も無く眺めていた。これからあいつはどうなるんだろう。一瞬だけ浮かんだが、そんな考えはシャボン玉より儚く消え失せ、そしてもう二度とは思わないだろう。
「なーんで、こんな事したんだろうな」
 横でサザが言った。
「さぁな。ただの小遣い稼ぎとか、ストレスの吐き所だったとか……そんな事、どうでもいいけどな」
「そうだね」
 などと二人が話していると、
「やぁ、二人とも」
 と、茶紀が来た。
「何か俺たちもしなきゃならない事とか、あるのか」
「ま、私が話して置くよ。それより、政美君が君たちに何か言いたいそうだけど?」
「ほっといて、帰る。な、サザ」
「うん。もう上流階級はうんざりだよ。ここに来たのだって、クーちゃんと学園祭気分味わいたかっただけだし」
 もう、あいつの顔を立ててやる必要も無い。顔を見る必要だってない。今後、会う事も----
「待てよ。あいつはお前の散歩コースと被ってんじゃなかったか?」
 事の起こりは、それが原因とも言える。
「あ、そっか。そんじゃ、もう行くの止めようかな。今まで行ってた所でもないし----でも、コスモス咲くの、見たかったなぁ」
 サザが残念そうに呟いた。俺もちょっとそれは残念に思う。満開のコスモス畑を見て、綺麗だね、と言うサザに、頷いてやりたかった。
「じゃさ、紗々深君。別のとっておきの場所を教えてあげよう」
 茶紀がこんな事を言い始めた。
「え、本当?」
「本当だとも。私の主は配達業なんでね、ここの住人以上にこの町には詳しいんだよ」
「ちょっと、待て」
 俺はもしかして、凄く恐ろしい事に気づいたのかもしれない。それはもう、自分の保身の為、他人が牢屋に入る事を厭わないあいつらの心の中より、恐ろしい事に。
「もしかして、サザにコスモス畑の場所を教えたのは、お前か?」
「あぁ、そうとも」
 茶紀はしれっと頷く。
 そうか……そうだったんだ!今回のは、本当に何から何まで、茶紀の掌の上だったんだ!
 あぁそうだ!何も上手く暴漢騒ぎに出くわす事も無い!その礼に学園祭に招かれる必要も無い!度々すれ違うサザの容貌は、否応無しに目をつく!恋愛って価値観がまだふわふわしている高校生のガキに、かっこういいと思ってる女性をあこがれの対象にする為に言い組める話術は、多分茶紀はいくらでも持っている!家に招いてみれば、とそれとなく誘導する事もな!
 自分以外に熱心に興味を好意を持っている相手に、芳樹がだまって黙認するはずも無い!絶対何かちょっかいかけてくる筈だ!近い将来、どうやったって俺たちは寺小路に呼び出され、芳樹に会う事になっていたんだ!いや、ならされていたんだ、茶紀によって!!
 そしてその隙に、芳樹の家を家宅捜査して、決定的な証拠を探る……
 ……何かもう……腹を立てるのも疲れた………
「クーちゃんどうしたの?疲れた?」
「……そうかも」
 急に足の遅くなった俺に、サザが心配そうに言う。出た声は、本当にぐったりしていた。
「普段考える事をしないから、そうなっちゃうんだよ。常日頃、心がけておくといいよ」
 茶紀が言う。あんまり考え込むのが高じて、お前みたいになったら凄い嫌だけどな。


 夕方、空が茜色に染まる頃、鎖織の店に俺たちは寄っていた。こんな時こそ、良質なお茶を飲むべきだと思う。それと、預けていたコギツネを回収する為。
 鎖織の店に預けられている時、コギツネは頭にバンダナを巻き、エプロンを着けてレジの上に立っている。今は俺の横で転がってるけど。
「そうか、大変だったんだな」
 サザには紅茶、俺には緑茶を出し、鎖織が労わるように言ってくれる。確かに、大変だった。これなら、一度に十人相手に喧嘩する方が、よっぽど疲れないしスッキリする。
「本当、何から何までいけ好かないヤツばっかだったよ!金持ちとかって、皆あぁなっちゃうのかな」
「さぁなー。金持ちらしい金持ちに、会った事も無いからなー」
 俺たちと話している時にも、鎖織の手は止まらない。販売用に、ティーバックをいくつかまとめ、袋詰めしていく。そしてまた、器用にリボンを可愛く結ぶんだ。
「あ、そうだ。お前にお土産があるんだ」
 紙袋から、エアクッションで包まれたカップを取り出す。
「え、いいのか?」
「いいっていいって。いつもコギツネ預かって貰ってるし」
 ほい、っとカウンターの上に乗せる。
「今から見てごらんよ。模様が面白いから」
 サザがにこにこして言う。鎖織は、そうなのか?と言いながら梱包を剥がしていく。カップの姿が露になると、鎖織の目が大きく見開かれた……んだろう。サングラスの奥で。そんな感じに、顔がなった。
「これ……もしかして、スージー・クーパーのキイストーンか!?」
「は? クッパ大王がどうかした?」
「誰がマリオの敵役の名前を言った!スージー・クーバーだよ!ちょっと昔の、アンティークだ!!」
 鎖織がなんか、とても興奮した口調になった。実は鎖織はこれでも熱い男だ。
「……いやー、ネットオークションで探しても、全然見つからなかったのに、こんな……うわぁ………」
「じゃあさ、これも何かのブランドだったりするの?」
 と、サザは俺たち用に買ったマグカップを取り出し、見せてみせた。鎖織は手に取ってそれを見て、
「俺の記憶が正しければ、多分これはホーンジーのラブマグじゃないか」
「高いの?」
「いや、そうでも……五千……六千くらいだったかな……いつか店で見たのは」
 それでも外食一回分の金額はしている訳か。凄いな……こっちが払ったのは千円だぞ。
 まぁ何かよく解らんが、鎖織がむちゃくちゃ喜んでいるみたいなんで、ヨシとしよう。
 そして、模様がナルトみたいだから買った、ってのも、黙っておこう。なんか、確実に怒られそうだ。
 サザも疲れてるだろうから、今日はデリカッセンで惣菜を買って帰る事にした。鎖織に教えてもらったこの店は、推薦するだけあって美味しい。まぁ、サザの味が俺には何より一番なんだけど。俺が何より嬉しいのは、最近の店にありがちな、何でもマヨネーズを混ぜれば若者向け、という趣旨が見れないからだ。
 パスタ入り具沢山ハンバーグシチューと----これは、スープとメインディッシュと副菜が一度に取れるから、店の人気メニューのひとつだ----明日の朝用にとクロワッサンを買っていく。
 家に帰り、俺がシチューを温めなおしている間に、サザはちゃちゃっと冷蔵庫にあった物でサラダと、デザートまで作ってしまった。デザーとは角切りにしたリンゴと缶詰のみかんに、無糖のヨーグルトをかけたものだ。そして、フォークやスプーンもコギツネもきっちり並べていられている。
「さっそくコレに入れちゃったよ」
 サザは例のラブマグとやらを持ってきた。中には温かい烏龍茶が入っている。色々、本当に色々あったけど、いいものも手に入ったし、プラマイゼロって所かな。
 いや、心残りがひとつ。
「今度、鎖織にでも、どっか大学か高校で学園祭でもしないか、聞いてみようか」
「?」
 もごもごと、大きかったブロッコリーを口に含んだその様子は、まるでひまわりの種を詰め込んだハムスターだ。
「学園祭って、もっと気楽で賑やかなもんだよ。オバケ屋敷もあるし、演劇もやれば映画もある」
「えっ、そんなのがあるの!」
 サザがとても興味津々に目を輝かせた。口は、しっかりハンバーグを口に運んでいるが。
「祭りみたいな露店も一杯あるんだ。チョコバナナもある」
「チョコバナナ!」
 チョコレートが好きなサザは、当然のようにチョコバナナも好きだ。祭りの露店の中じゃ、一番好きだ……つーかよく考えてみれば、露店でチョコ系の物って、あんまりないな……他はクレープとチェロスくらい?
 そんな事を寝る前まで話していたせいか、俺はその日、学生の頃の夢を見た。
 ただひとつ、決定的に違っていたのは、サザがクラスメイトだったって事で。
 夢だから、と言ってしまえばそれだけかもしれないが、俺はそれが特に変な事とも思えず、普通に接し、普通に授業を受けていた。いや、途中で授業を抜け出し、近くの商店街で買い食いをした。
 夢が終わり、目が覚めても、その時ただやたらと嬉しくて、楽しくて、絶えず笑っていたのは、覚えている。




<おわり>

あぁ、終わった……長かった………
色々あるけど、強いて言えばもっとコギツネをちょろちょろ出したかったなぁ、と。鎖織君ももっと出したいんだけどね。
茶紀さんはほっといても勝手に出てきてくれるんで、ほっときます。